赤外線と虫と蜘蛛の巣の関係性

夏の夜にうっかりと窓を開けると室内にたくさんの虫が飛んでくることがありますよね?

田舎町だと街灯や自動販売機の明り、コンビニの周りなど光に集まってきます。
これらは虫が光に向かう習性(走行性)があるからなんです。

虫は月を頼りにして飛ぶ方向や高さのバランスを取っていると考えられているため、
人工の明りは月よりも明るいがために月と勘違いをして集まってくるらしいです。


以前、夜間の撮影については赤外線暗視機能が有効的とご紹介させて頂きました。
虫は紫外線を特に好む習性があり赤外線は見れないはずなのだが少なからず紫外線も含んでいるために、
せっかくの機能がカメラの前に蜘蛛の巣が張ってしまい夜間の映像が台無しになってしまう場合があります。


特に田舎では防犯カメラの性能を最大限に発揮できるように下記の対策をしておきましょう。

①市販の蜘蛛の巣ジェットなどで事前に予防
②定期的にカメラ周りを掃除をして綺麗にしておく
※カメラによっては防水がしっかりとれていない機種等もありますので事前に確認が必要です。

 

カメラの機能によっては虫が嫌いな超音波等を発生させ虫が寄ってこないという機能を名目にしている機種もあります。

弊社では過去に公取委などで実証実験をしたがそのような効果が認められなかったという結果もあったため、
機能については有効な機能ではないと考えております。

 

2019年10月07日