夜間の撮影について

防犯カメラの設置では夜間での監視機能が重要なポイントになります。
夜間監視に特化した防犯カメラの対策としては大きく3つあるかと思います。

①赤外線暗視機能を使用
②微光監視機能を使用
③LEDライトを別途設置

上記では①、②についてはカメラ本体の機能になりますのでどのようなものか説明いたします。

 

①赤外線暗視機能
カメラから人の目には見えない赤外線を照射して暗闇を撮影いたします。
赤外線カメラでは完全な暗闇でも鮮明な映像を撮影することができるため、
ライトのない駐車場や資材置き場など明りの少ない場所への設置が向いています。
現在の夜間監視用として防犯カメラの主流になってきております。

②微光監視機能
少しの光を高感度でカメラに取り込み夜間や暗い場所をカラーで撮影することが出来ます。
撮影には豆電球より少し明るい程度の光が必要で、光がない暗闇の中では撮影することが出来ません
マンションのエントランスなど夜間でも常に照明があるような場所への設置が向いています。

 

完全な暗闇でも撮影可能な「赤外線カメラ」は夜間監視の強い味方!!!

赤外線カメラは真っ暗闇でも鮮明な映像の撮影が可能の為、現在の防犯カメラの主流になっております。
車のナンバーや不審者の人相までしっかりと確認したいという場合は赤外線カメラでの暗視撮影がオススメです!!
一般的に赤外線での撮影は白黒になりますが、最近ではカラー撮影が可能なタイプも出てきております。

 

一方で赤外線カメラで注意が必要なのは赤外線の照射距離です。
赤外線の届く距離は屋外カメラでも25~30m、一般的なもので15m程度です。

赤外線が届かない範囲は撮影ができないため、対応範囲は「最大照射距離表示の半分程度」と考えて
設置場所をよく考えると良いでしょう。

 

 

【夜間撮影に有効な手段】

(1)赤外線暗視機能・微光監視機能をもった防犯カメラの設置
(2)防犯カメラと併せ街灯の役割も持つカメラです。
  夜間に出入り口などを照らしておくことで不審者の侵入を防ぎ、鮮明な映像を録画することが可能になります。
(3)人感センサー付カメラの設置
  人が近づくとセンサーライトが光る人感センサーライトも高い防犯効果が期待できます。
  人が近づくと自動で点灯するセンサーライトは不審者を威嚇する防犯対策と同時に、
  住人にとっては便利で安心感を与えてくれるカメラです。
(4)目立つ場所にステッカー等を貼付して不審者にアピール
   


2019年08月20日